SAP Enterprise Portal終了迫る!クラウド後継品
「SAP Build Work Zone」の紹介
公開日: 2025.11.27 更新日: 2026.01.28
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目次
公開日: 2025.11.27 更新日: 2026.01.28
リアルテックジャパン株式会社多くの企業で利用されてきた SAP Enterprise Portal(EP)は、標準保守サポートが 2027 年末に終了し、延長保守も 2030年末をもって終了することが発表されました。
本記事では、EPに代わるSAP BTP上で提供されるサービス「SAP Build Work Zone」をご紹介します。
現在、SAP社はクラウドベースであるSAP BTPの活用を推進しており、マルチクラウド環境への移行を検討されているお客様には、SAP Build Work Zoneの導入を推奨しています。
新しくポータルサイトを構築したい方や、既存のEPからの移行を検討している方にもお役立ていただける内容ですので、ぜひご一読ください。
図:SAP Build Work Zoneのサイト例
SAP Build Work Zoneは、SAP BTP(SAP Business Technology Platform)上で提供されるサービスであり、SAP Build製品群の1つです。
SAP BTPは、SAP社が提供するクラウドベースのビジネステクノロジープラットフォーム(PaaS:Platform as a Service)で、主に「アプリケーション開発と自動化」「統合」「データと分析」「基盤/共通サービス」「人工知能」といった5つの領域に大別され、これらの分野に対応する多様なサービスを提供しています。
現在では80種類以上のサービスが利用可能となっており、各サービスの詳細や最新情報はSAP Discovery Center(https://discovery-center.cloud.sap/viewServices)にて確認することができます。
前述したSAP Buildは、SAP社がSAP BTP上で提供するローコード・ノーコード開発向けの製品群で、2022年に既存のソリューションを改良・統合したうえでリブランドされました。
SAP Build Apps、SAP Build Code、SAP Build Process Automation、SAP Build Work Zoneにより構成されており、SAP Build Work Zoneは、クラウドとオンプレミスの両方でSAP/非SAPのアプリケーションに対する一元化されたエントリポイントとして機能するポータルサイトを作成することができ、Standard editionとAdvanced editionの2つの異なるエディションが提供されています。
SAP Enterprise Portalをオンプレミスでご利用されている方にとっては、そのクラウド後継製品として捉えていただくとイメージしやすいかと思います。
先ほど紹介した通り、SAP Build Work Zoneには、2つのエディション(Standard edition、Advanced edition)があります。
Standard editionは、各アプリケーションへの一元化されたエントリポイントを提供し、アプリケーションサイトの様なシンプルなポータルサイトを作成したい場合に適しています。一方のAdvanced editionは、Standard editionの機能をさらに拡張したもので、情報共有やUXカスタマイズが可能で、企業内ポータルサイトとしての活用に適しています。
下記表を見ていただくとわかるように、例えばAdvanced editionでは、Microsoft TeamsやSharePoint、Googleドライブとの連携も可能で、さらにガイド機能を使ったワークフロー作成といった、より高度な業務支援も実現できます。
契約形態も異なっており、Standard editionはサブスクリプション契約または従量課金で導入できますが、Advanced editionはSAP BTPEAライセンス(SAP BTP Enterprise Agreement)を前提とした契約形態になります。
図:Standard editionとAdvanced editionの比較
SAP/非SAPのクラウドとオンプレの両方に対して一元化されたエントリポイントを作成することが可能で、ユーザがより効率的、生産的にタスクを遂行することができます。
SAP BTP上で提供されるSAP Cloud Identity Servicesに含まれるIdentity Authentication Service(IAS)と連携することで、ユーザに対して安全でシームレスな認証/認可機能を提供できます。
【導入前の課題】
【導入後の改善効果】

【本記事の監修体制について】
執筆:リードプラス株式会社
監修:リアルテックジャパン株式会社SAPソリューション事業
この記事は、SAP導入プロジェクトの豊富な経験を持つ当社の専門部門が内容を精査し、 以下の最終承認プロセスを経て公開しています。
最終監修責任者:リアルテックジャパン株式会社 代表取締役社長 松浦 一哉
企業の代表として、お客様の課題解決に繋がる有益で正確な情報発信に責任を持って取り組んでまいります。