SAP EhP4とERP6.0 Support Packageの整合性には要注意

 2009.12.01  リアルテックジャパン

SAP ERP 6.0 の SAP enhancement package 4 は、SAP ERP 6.0 のデルタ出荷として出荷されています。

(下記リンク先を参照するためにはSAP社より発行されたSAP Marketplace IDが必要です。)

SAP ノート番号 1165437 - SAP ERP の enhancement package 4: 必須サポートパッケージ
ノート言語: 日本語 バージョン: 8  有効期間:  有効開始日 15.05.2009

をみると、修正の観点から以下のサポートパッケージスタックが対応するとあります。

「theGuard! SmartChange Transport Management」 導入
SAPシステムパフォーマンス分析パック

 EhP4 SPS02 = SAP ERP 6.0 SPS15

仮にERP6.0 SPS10の環境があって、ERP 6.0SPS15に相当するSPスタックレベルにしたい場合、ERP6.0のサポートパッケージ(SP)をEhPインストーラ(EhPi)上で該当SPをincludeすることでダイレクトにEhP4及びSPS2まで適用することができます。

さてEhPiツールの動作はどうなるでしょうか?

実際にやってみると、ERP6.0のSPS13まで適用した後、EhP4のSPS2まで適用するという動作をEhPiが行っていました。
(サポートパッケージのキットとしてはERP6.0 SPS15まで準備した状態でしたが、SPS13まで適用し、それ以降は全て無視されていました。EhP4の導入に際してはERP6.0のSPS13が最低の要件となっており、ツールとしてはSPS13まで適用を行い、それ以降はEhP4のSPの適用を行ったものと考えられます。)

EhPの出荷がプロジェクトスケジュール上間に合わない等で開発を先行したい場合にERP6.0のSPレベルを先に上げる必要性が出てくることが現実のプロジェクト要件として想定されますが、先にERP6.0のSPS15に上げて、後からEhP4 SPSを適用した環境と上記の環境では標準プログラムで差異が発生するという事象に現場で遭遇しており、本Noteの内容は十分考慮してください。

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