SAPユニコード変換重要ポイント:SE38/RSCPINST

 2009.12.18  リアルテックジャパン

SAP環境のユニコード変換(Unicode Conversion)のご依頼を頂いた際に、最初に確認させて頂く内容が現行環境がシングルコードページ設定なのかそれ以外のコードページ設定なのかという点です。

理由としては、シングルコードページからユニコードへの変換に比べて、それ以外の設定の場合BASIS的な手順が異なり、かつボキャブラリの整備などお客様やアプリケーション担当者様がご対応頂くべき作業も増えるため、結果的に全体のプロジェクト費用、期間に大きく影響を与えるためです。

また本番切替時のダウンタイム時間にも大きく影響がありますので、ユニコード変換をお考えのお客様は何よりも一番最初にこちらの設定を確認して頂くことで事前に計画リスクを低減することが可能になります。今すぐユニコード変換されるされないに問わず、自社の環境の設定はどうなっているのかを忘れないうちに今一度チェックされることをお勧めいたします。

なお、国内のお客様はシングルコードページで運用されていることが多いのですが、海外に拠点をお持ちの場合には、MDMPやBlended Code Pageなどの設定で運用されていたりします。またMDMPの場合は、APサーバが言語ごとに別立てになっていたり、システム構成自体で判別がつきやすいのですが、Blended Code Pageなどは設定をみないとわからない(=お客様も気づかれていない)ことも多く、注意が必要になります。

確認方法ですが、t-cd:SE38からプログラム:RSCPINST (NLS設定更新)を実行し、緑の枠で囲ったところがコードページの設定になります。

例1)R/3 4.6C のRSCPINST画面例

「theGuard! SmartChange Transport Management」 導入
SAPシステムパフォーマンス分析パック

 46-RSCPINST.JPG

例2)R/3 Enterprise(4.7) のRSCPINST画面例

 47-RSCPINST.JPG

例3)ECC6.0 のRSCPINST画面例

ECC6-RSCPINST.JPG

コードページの種類の内容確認ですが、下記のNoteに添付されている R3languages.pdf という資料が参考になります。(表紙が懐かしいですが、Copyright は2009年で更新されているようです。)

Note 73606 - Supported Languages and Code Pages

シングルコードページでない設定になっていても、Unambiguous Blended Codepage(曖昧でない混合ページ)の場合にはシングルコードページと同様に扱えるなど例外もあるので要チェックです。

上記LINK先の閲覧には、SAP社Marketplace IDが別途必要になります。

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