Industrie 4.0(インダストリー4.0)とSAP
2015.03.16 リアルテックジャパン
RECENT POST「SAP情報」の最新記事
この記事が気に入ったら
いいねしよう!
2015.03.16 リアルテックジャパン
2015/3/9 に日独首脳会談が開かれ、ドイツで推進中の第4次製造業革新「インダストリー4.0」などで連携していくことで合意したというニュースが一斉に流れました。
インダストリー4.0はドイツにおける製造業強化のための国家戦略として2011年に採択され、2013年には国際標準化のロードマップが発表されました。日本でもようやく昨年12月から経済産業省の有識者会議での議論が正式にスタートされ、今春を目処に日本での方向性をとりまとめる予定になっているそうです。
直近SAP社の製品ロードマップが明確になりましたが、国内のSAPユーザさんの多くを占める製造業の皆様にとって、単純にクラウド化やデータベースとかSAP等の基幹システムのインフラをどうするのかという議論と並行して、「インダストリー4.0」というキーワードは今年重要になってくるように思いますので、本Blog上でも取り上げていく予定です。
ワードリーフさんが展開されている国内海外ニュースサイト「The Page」の
『ドイツが提唱する産業界のキーワード「Industry4.0」とは?』 に簡潔にまとめられています。
「なぜドイツが提唱?」、「実現への課題は?」なんかもあって、素人にも分り易いです。
2つサイトをご紹介します。
1.ITMediaさんが展開されているモノづくりスペシャリストのための情報ポータル 「Monoist」に
「インダストリー4.0が指し示す次世代工場の姿」というテーマサイトがあります。
早速SAPさんからも記事が掲載されておりました。
「SAPはインダストリー4.0でどういう役割を果たすのか 」
2.SAPさんのブログサイトにも、昨年来「インダストリー4.0」で記事が執筆されています。
インダストリー4.0(Industrie 4.0)に関する記事一覧
ドイツ政府の第4次産業革命 Industrie 4.0 ー日本のモノ作り産業へのインパクトー
2014年7月24日 日本機械学会 発表
雑談:
弊社的には、2011年にドイツ本社でSAP Solution Managerの導入のことを、「ITサービスのIndustrializationである」と紹介されたのが最初でした。
当時「Industrialization」というキーワードを初めて聞いたときに、現場ではかなり大げさに聞こええたのが正直な感想です。それから早4年が経ち、いよいよコンセプト立案から実装局面の話に移りつつあると思うと、今更ながらドイツの骨太な取り組みには感心します。
最後までお読み頂きありがとうございました。
この記事が気に入ったら
いいねしよう!