SAP BO Design Studio:ダッシュボードで実現する管理の基本
2016.02.16 リアルテックジャパン
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2016.02.16 リアルテックジャパン
組織においてもあるべき姿の目標値を定めて、実績値と併せて見える化、改善することは、管理の基本です。今回はSAP Business Objects 製品群に含まれるDesign Studioを使ったダッシュボード実現方法について解説します。
Design Studioに関して、「SAP BO Design Studioで組織活性化を実現」も併せて読んでいただければ参考になるかと思います。
※Business Objects製品群ではありませんが、分析用途で「SAP Cloud for Analytics」や「KPI Modeler」もありまiness Objects製品群ではありませんが、分析用途で「SAP Cloud for Analytics」や「KPI Modeler」もありますs Objects製品群ではありませんが、分析用途で「SAP Cloud for Analytics」や「KPI Modeler」もあります。
複数のKPIが1画面で見られて(情報可視化)、操作が出来る(対話可能)のがポイントです。ダッシュボードとして、KPIをわかりやすく見える化することで、関係者へのKPI意識づけや原因分析につながり、最終的にKPI改善の実現に寄与します。KPI Modelerと比べて、画面サイズやグラフの種類などを自由に設定でき、見た目や機能の自由度が大きいです。
SAP標準のFioriアプリケーションもDesign Studioを使って作っているものもあるようです。
レイアウト構成や部品などがテンプレートに紐付いているので、それらを活用することで作成の手間がだいぶ省けます。今回のデモ程度であれば、データ取得元の割当や表示テキスト編集など、高いスキルを必要としない技術要素のみで実装できます。 1. 一定の要件に対して素早い実装が可能
テンプレートや部品が用意されている場合は、簡単に実装できるため、素早い対応ができます。過去記事「Tech JAMリプレイ:統合プラットフォームとしてのHANA開発(SAPUI5, OData, PAL, HANA View)」で紹介したSAPUI5アプリケーションと比べて、作成スピードに早いです。
2. マルチデバイス対応
マルチデバイスを意識した形で実装することでスマートフォンやタブレットでも使うことができます。SAP社が提供しているネーティブアプリ(iOS用はリンク先)を使って、使い勝手や管理効率をよくすることもできます。モバイル用アプリは下図のように表示されます。
LumiraやABAPサーバなどHANA Viewを多様なサービスから使っている(使おうとしている)場合、同様のやり方でDesign Studioから呼出できます。これにより、HANAの高速性を担保しつつ共通的なロジックを基盤部分(HANA)にプッシュダウンして再利用性を高めることができます。
2. HANAで完結可能
Design StudioはHANA上にデプロイできるので、HANAがあれば別途BOサーバを必要としません。シンプルなシステム構成を実現できます。