SAP R/3のバージョン

 公開日: 2009.11.02  更新日: 2026.01.28 

Service Now&SAP移送に関する資料

SAP社の製品名としては、R/3(読み方:アールスリー)が最も有名ではないかと思います。

質問:「R/3があるのだから、R/2もありますか?」

回答:あります。ただし、昔々のバージョン表記です。

R/1
1973年 メインフレームで動作する会計システム (Rは"Real-time data processing”の先頭をとった。)

R/2
1970年代終盤 メインフレームで動作し、欧州の多国籍企業向けに複数の通貨、言語に対応し、リアルタイムで使えるビジネス・アプリケーション・パッケージ製品として成功。

R/3
1992年7月6日 様々なプラットフォームで動作するクライアント・サーバ型の分散アプリケーション

出典:http://worldlingo.com/ma/enwiki/en/SAP_R%252F3/1 
      このサイトの内容は昔話として興味深いです。(残念ながらホントかどうか定かではありません。) 

質問:「R/3があるのだから、R/4もありますか?」

2015/2/6追記: 次世代製品のプレスリリース発表がありました。

SAPデータコピーツール Data Sync Manager
SAPユーザー必見!テスト・トレーニング・データ移行時に機密データを守る方法は?

S/4HANA (SAP Business Suite 4 SAP HANA)

R/3の後継と位置付けられる製品。R/3から数えると23年ぶりの大幅な刷新となる。従来製品では、オラクルやマイクロソフトなどのデータベース製品も利用できたが、本製品はインメモリデータベースのHANAのみで動作します。

SはSimple、4は第4世代を意味します。

参考情報:【S/4HANA】プレスリリースからそのコンセプトに迫る

回答: ありません。

      SAP R/3 という呼び方は、SAP製品のバージョンとも関連しています。

SAP R/3のバージョン 1

mySAP ERP 製品群が発表された時期に、従来からR/3と呼ばれていたものに相当するものがECC(ERP Central Component)と呼ばれることになりました。この時代で、R/3という呼び名はそれ以降の製品には継承されなくなりました。

このあたりの背景は当時の製品発表の記事がネット上に残っていましたので、こちらを参照ください。

http://www.atmarkit.co.jp/news/200405/21/sap.html

ちなみに SAP ERP 2005 製品群が発表された後、従来のR/3に相当するものがしばらくの間ECC6.0と呼ばれていましたが、こちらは最近ではERP6.0 と呼ばれるようになりました。(2009/10現在はECC6.0という表記はマニュアル上ではERP6.0と並記されています。)

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余談:
SAPのデータウェアハウスモジュールは発表当時はBW(読み方:ビーダブリュー、Business Warehouse)でしたが、一時期 BI(読み方:ビーアイ,Business Intelligence)に変更されました。しかし2009年にSAP NetWeaver Business Warehouse (BW) になりました。ちなみにBI Accelerator は SAP NetWeaver Business Warehouse Accelerator (SAP NetWeaver BW Accelerator)とのことです。

最近の名称、バージョン表記は少々複雑になっています。 

【本記事の監修体制について】

執筆:リードプラス株式会社

監修:リアルテックジャパン株式会社SAPソリューション事業

この記事は、SAP導入プロジェクトの豊富な経験を持つ当社の専門部門が内容を精査し、 以下の最終承認プロセスを経て公開しています。

最終監修責任者:リアルテックジャパン株式会社 代表取締役社長 松浦 一哉

企業の代表として、お客様の課題解決に繋がる有益で正確な情報発信に責任を持って取り組んでまいります。

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