ジョブ管理ツールに求められる機能やポイント

 2020.05.20  リアルテックジャパン株式会社

ビジネスパフォーマンスの向上に欠かせない要素は、システム化と自動化です。前者に関しては、クライアントサーバーシステムの発展によって個別最適化されたシステムが次々に構築され、今では業務プロセスを密接に連携することにより業務効率とデータ信頼性をアップさせています。一方、自動化に関してはまだまだ対応しきれていない部分が多く、俗人的処理を排除できずにいます。今回ご紹介するジョブ管理ツールは、企業ITの次の課題である自動化を可能にするツールです。ジョブの自動化によってIT管理者の負担を大幅に軽減し、新しいリソースを生み出して生産性を飛躍させます。ジョブ管理ツールとは何なのか?求められる機能は?など、気になる点を解説していきます。

ジョブ管理ツールとは?

ジョブとはコンピューターに処理させる仕事の単位です。「処理」という意味で使用されることもあります。1つのプログラムとは異なり、複数のプログラムをまとめて1つの仕事として意味のある単位にまとめたものとなります。最も分かりやすいのがバッチ処理(バッチジョブ)です。

バッチ処理は日中に処理するとシステムパフォーマンスに悪い影響を与えてしまうような、大量のデータ処理を夜間や休日に処理するようプログラムした処理のまとまりを指します。

また、システムを使った業務遂行時に必要とされるデータ処理もジョブの1つです。ジョブ管理ツールは、そうした多数のジョブを総合的に管理しながら、実行と監視を自動化し、IT管理者の負担を軽減するだけでなくエンドユーザーが体感する業務処理速度を大幅に向上し、事業部門の生産性向上にも貢献するツールです。

ジョブ管理ツールに必要とされる機能

ジョブ管理ツールについてさらに詳しく知っていただくために、かならず必要とされる3つの機能をご紹介します。

機能1. ジョブのスケジューリング

ジョブのスケジューリング機能は、ジョブを行う日時を設定すると自動的に指定された日時にジョブを実行することができます。例えば夜間バッチ処理を実行するように設定しておけば、日中に実行できないジョブを、設定した日時に自動的に実行できます。特にデータバックアップなどシステムの再起動が必要なジョブは業務時間外に実行する必要があるため、スケジューリング機能によってIT管理者が夜間勤務をする必要がなくなります。

日中に蓄積した売上データや出退勤打刻データ、発注手続きなどを夜間に自動的に行えるようにすると、時間外労働を減らし、働き方改革関連法案などに準拠しながら他の従業業務に人手を回すことができるようになります。

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機能2. ジョブの実行設定

ジョブの実行設定機能では、複数のジョブを組み合わせて一連の業務プロセスをシステム上で、自動的に完了できるよう設定できます。システムが持つジョブを、積み木を組み上げるようにプロセスを作ることで、簡易的かつ確実なジョブ構築が可能です。

ジョブ実行はシステムが自動的に行うので、業務担当者が本来行うべき作業を削減して生産性を向上させます。さらに、ジョブ管理ツールはジョブをダイナミックに整理して、IT管理者に可視化します。ジョブの実行状態を一目でわかるようにすれば、重複するジョブを削除してシステムのデータ処理数を削減し、システムパフォーマンスを向上することも可能です。

さらに、ジョブの実行設定機能では一連のジョブフローを作ることも可能です。複雑な業務プロセスでは、複数のジョブをどの順番で処理するかが非常に重要です。ジョブ同士の関連性が非常に複雑であり、処理順番を組組み替えるだけで効率性を左右します。

ジョブ管理ツールで理路騒然なジョブフローを構築することで、業務プロセスの開始から終了までを素早く完了させられます。オペレーティングシステムに標準搭載されているジョブフロー機能によりも複雑なジョブフローをより簡単に作成できます。

機能3. ジョブの監視及び履歴保存

ジョブ管理ツールがオペレーティングシステム等に搭載されている機能と決定的に違う点は、ジョブの監視及び履歴保存をリアルタイムに行えることです。ジョブの実行状態を監視しながら、実行結果やかかった時間などをログ情報として記録できます。

また、ジョブ実行において何らかの異常があった場合はIT管理者へ即座に通知が届きます。ジョブ異常だけでなく、実行に想定以上に時間がかかっているロングランが発生している際も通知設定が可能です。

夜間バッチ処理では、IT管理者が朝出勤したらスケジュールを大幅に押してまだ完了していなかったというケースも少なくありません。ジョブ管理ツールにより異常やロングランが発生していることをIT管理者が素早く察知すれば、対応の初動を早められます。その分、会社全体の業務効率化向上や、カスタマーサービスの応対品質向上につながるでしょう。

いかがでしょうか?ここにご紹介したジョブ管理ツールの機能はたった3つですが、これらの機能が非常に重要な役割を果たしています。また、これらの機能によってオペレーティングシステムが備えているジョブ管理機能にはないビジネス価値を提供します。

世界唯一のSaaS型ジョブ管理ツール「RunMyJobs(ラン・マイ・ジョブス)」

クラウド化の波はあらゆる分野で起きていますが、実はジョブ管理ツールにおいて唯一SaaS型で提供されているのが、Redwood Software社が提供するRunMyJobsです。旧来のジョブ管理ツールでは実現できない、手動でのタスク管理や対応を自動化することが可能であり、ITにおける技術的負担を大幅に削減し、生産性を飛躍させることのできるソリューションとなります。ビジネスプロセス管理を実現するRunMyJobsには他のジョブ管理ツールが持たない3つの強みがあります。

1. 柔軟かつ動的なジョブスケジューリング

必要な時に、いつでも手軽にジョブスケジューリングを手軽に実現できるユーザーインターフェースであり、リアルタイム監視やジョブ管理を実現でき、ERPや各業務システムとのコネクターを持ち、制限のない拡張性を有しています。

2. SaaS型ならではの従量課金モデル

旧来のジョブ管理ツールは、サーバー単位でのライセンスモデル課金が主流ですが、RunMyJobsはジョブ数に応じた課金モデルなのでライセンスという資産を持つことなく、必要に応じたサービスだけにコストを支払うことが可能です。また、ジョブ数の定義も旧来のジョブ管理ツールと異なるため、運用コストを削減できる可能性があります。

3. SaaS型の自動化サービス

SaaS型ソリューションであるため、サーバーをはじめとした社内インフラ環境の運用・メンテナンスを機にすることなく、既存のシステム環境への負荷もなく利用を開始できます。

RunMyJobsはSaaS型のメリットを最大限に生かしながら、旧来のジョブ管理ツール以上に効率的なジョブ実行が可能となります。ジョブ管理ツールの導入を検討する際は、この機会にぜひSaaS型ジョブ管理ツール、RunMyJobsの導入をご検討ください。

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