SAP Solution Manager 7.1 がITIL (2011) 準拠ツールとして認定を取得
2013.06.11 リアルテックジャパン
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2013.06.11 リアルテックジャパン
本日発行されたSAP ジャパン発行サポートニュース マンスリーニュース 6 月号に掲載されておりましたが、SAP Solution Manager 7.1 が ITIL (2011) 準拠ツールとして Pink VERIFY 認定を取得とのこと。(上記LINK先閲覧のためには、別途SAP社Marketplace IDが必要です。)
PinkVERIFY™は、SolMan関連の資料でしばしば見かけるロゴだったりするのですが、実体はIT運用に関する体系的なガイドラインであるITIL®への準拠状況を認定する世界で唯一の認証プログラムだそうです。ITIL/ITSM 準拠に取り組む企業にとっては、プロセス改善に用いるソフトウェアツール選定の基準となる規格で、ITSM ツールベンダーにとって自社の製品がITIL互換の汎用プラットフォームであり、コアおよび統合化基準を満たしていることを実証/認証するプロセスを提供しているそうです。ちなみに、ITIL® 2011 Editionは一般的にはITIL V3の Update版を指すようです。
この ITIL 認定により、SAP Solution Manager の提供する事前定義済プロセスは、IT管理標準に基づくベストプラクティスと 100% 整合していることが証明されることで、SAP Solution Managerは次世代の ITIL ツールとして評価されたともいえ、具体的にはPink Elephant 社の定める PinkVERIFY™ ITIL v2011 Edition 全15プロセスすべての認定を取得した、初めてかつ現在唯一のベンダーになるそうです。
当初SolMan登場時に ITIL Compliant(準拠)と表現がありましたが、一時期ITIL準拠とは言えなくなった状況があったと現場で伺っておりました。今回の発表で晴れて最新のITIL準拠と呼ぶことができるようになったということかと思います。
このあたりは、Made In Germanyならではの製品がもつ骨太なアプローチの成果ですね。
SAP木下様がSCNでDetailを説明されておられましたので、ご参考までに。
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