性能編2:Amazon クラウド- AWS/EC2でSAP環境構築(8/10)

 2010.07.05  リアルテックジャパン

前回はIDESのインストールから処理時間の比較を行ないました。今回も引き続き性能編としてまして、気になるネットワーク速度の測定を行います。

拠点間のネットワーク速度の計測はあくまで簡易的なものですが、世界の主要拠点間の速度を測ることのできるOokla Net Metricsのhttp://speedtest.netを利用しました。(無料)

まず、シンガポール国内で速度がどの程度なのか計測してみました。自動車のメーターを意識しているのか、何となくカッコ良いです。

距離は50マイル以下、pingも5msです。結果が以下の図です。

DownloadがAmazonに入っていくトラフィック、Uploadは出て行くトラフィックです。入っていく方はそれほどでもないですが、出て行く側、つまり我々利用者からするとダウンロードですが速いですね・・・

「theGuard! SmartChange Transport Management」 導入
SAPシステムパフォーマンス分析パック

それでは日本と通信する場合はどうでしょうか。こちらがポイントです。早速やってみました。

結果が以下のものです。EC2のサーバ上のブラウザから計測を実行していますので、UploadとDownloadの速度は利用者からすると逆になりますので読み替えてくださいね。





シンガポールのサイトはインターネット経由としてはなかなかの速度ではないでしょうか。

距離:3300マイル(約5310キロ)
Ping: 76~77ms
Download:9~11Mbps
Upload:4~5Mbps

それではもう一つ、バージニアを試してみます。太平洋の向こう側ですね。

結果がこちらです。何度試行しても特に変化なく、少し悲しい速度に終わりました・・・日本からファイルをコピーするのも一苦労しそうです。

以上の結果から、USのサイトは速度的に厳しいですが、シンガポールではそれなりに利用できる可能性を秘めているのではないかと感じました。(アイルランドは試していませんが、距離的にUSと同様ではないかと思っています)また、近々アジアでもう一つの拠点ができるかもしれないという噂もありますので楽しみです。

蛇足ですが日本ですでにサービス提供されているクラウドフロントのサーバのホスト名にはNRTという意味ありげな文字も見えたりします。(筆者の勘ぐりすぎの可能性あり)

もしもEC2のデータセンターが成田にできるなら、トラフィックの問題は一気に解決されますね。

REALTECH – SAP Competence Center


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