本ブログ記事「ハイパーコンバージドインフラNUTANIXをSAPで使ってみた。【動画公開】」でNUTANIXの製品概要やシステムの内部挙動と使いこなしを説明しておりました。
NUTANIXの製品は、クラウドネイティブな実装がなされた結果、製品の標準機能としてパブリッククラウドとの連携が組まれているのも特徴です。
今回は、主題の通りオンプレNUTANIX環境でERPを稼働させているVMのバックアップをAWS上にアップロードする機能のご紹介です。AWS上にバックアップデータをアップロードするだけではなくて、差分バックアップによる効率化や通信セキュリティ確保、バックアップスケジューリングや世代管理といった細かな点まで配慮が行き届いており、かつそれがGUIのWeb管理画面から容易に設定できます。今までのようにストレージの技術者がコマンドを叩いて設定しなくてもよいレベルまで簡易に落とし込めているのも評価に値すると思いました。
また、今回ご紹介しているバックアップ手法は仮想マシン(VM)レベルで実装されていることもあり、VM上で稼働するアプリケーションを問わず一環した統一手法で適用出来るのもいいです。
ちなみに今回ご紹介する機能は「Async DR」と呼ばれます。
簡易DRとして、バックアップデータの遠隔地待避とかでテープを搬送しているとか、システム監査対応の一環で簡易な仕組みを構築されているお客様も少なくないかと思いますが、こちらの機能で実現できます。
前置きが長くなってしまいました、それでは動画をご覧下さい。
Have Fun!
- カテゴリ: クラウド
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