【SAP on Azure】東京:ERPパフォーマンス測定結果

 公開日: 2014.06.05  更新日: 2026.01.28 

一週間前に【速報】SAP on Microsoft Azure 稼働認定OK!でお約束しておりました本件、下記の通りです。

実際にAzureでSAPを利用するにあたって、どのくらい快適なのか、どのくらいまで負荷をかけられるのかについての定量的な情報がどこにもありませんでした。そこで、Azure上でSAPを動作させたらどのくらいの負荷まで耐えられるのかをSD Benchmark driverを使ってテストしてみました。(現時点でこの情報は世界中どこにもないです、きっと。)

今回は最速のベンチマークを実施することが目的ではありません。

ユーザ様のごく一般的な活用を想定して、あえて素の設定で特別なことをなにもせずにどれくらいでるのかです。

ー測定環境概要

【SAP on Azure】東京:ERPパフォーマンス測定結果 1

ーAzure 仮想マシンタイプ

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下表の上がERPサーバ、下がベンチマークドライバを稼働させた仮想マシンです。

【SAP on Azure】東京:ERPパフォーマンス測定結果 2

ーソフトウェア構成

繰り返しになりますが、最速のベンチマーク構成ではなくて、ごく一般的な構成でチューニングなしでどこまででるかが今回知りたいところなので、汎用的な構成になっています。

Azureぽいところは、VHDの最大数が仮想マシンタイプごとに決まっているので(A5だと最大4つまで)、Windows 2012の記憶域プールを使って一旦VHDを束ねた上で、その上に論理ドライブを作成している位です。

【SAP on Azure】東京:ERPパフォーマンス測定結果 3

ー測定結果

ざっくり1 SDユーザ = 5 SAPS で計算した結果、190 * 5 = 950 SAPS

下記URLに記載のSAPS値計算式で計算した結果、

http://global.sap.com/solutions/benchmark/benchresults/benchresults.html

ダイアログステップ数 / hour : 64793.57 * 100 / 6000 = 1,080 SAPS

A5の机上SAPS値が、下記の通りですので、初期インストのままでまったくチューニングせずに机上の7割が出ていますので、良好な結果と思います。

VM Type VM Size SAPS
   A5 2 CPU, 14 GB 1,500

「いけてます、Azure!」

【本記事の監修体制について】

執筆:リードプラス株式会社

監修:リアルテックジャパン株式会社SAPソリューション事業

この記事は、SAP導入プロジェクトの豊富な経験を持つ当社の専門部門が内容を精査し、 以下の最終承認プロセスを経て公開しています。

最終監修責任者:リアルテックジャパン株式会社 代表取締役社長 松浦 一哉

企業の代表として、お客様の課題解決に繋がる有益で正確な情報発信に責任を持って取り組んでまいります。


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