【TIPS】SAP社に繋げられない状況でEHP スタック定義ファイルを作る

 2012.07.12  リアルテックジャパン

ECC6.0 EHP環境へのアップグレードに必要なスタック定義ファイル(stack.xml、stack.txt)はSolution Managerのメンテンナスオプティマイザ機能を使って生成しますが、プロジェクトの状況によってはSolution Managerは導入されていてもSAProuterが導入されていないことがあり、この場合、スタック定義ファイルを生成することができません。

こんなときは、SAP社のOSSにメッセージを登録することで、スタック定義ファイルを代わりに生成してもらうことができます。そして、必要なサポートパッケージファイルもダウンロードバスケットに入れてくれます。

メッセージにはシステム情報XMLファイル(request.xml)を貼付する必要がありますが、これはSolution Managerを使って生成します。

【前提】

1.Solution Manager7.0 SP22以上

2.Solution Managerに対象システムの情報が正しく設定されている

3. Note:1450757を適用(Solution Manager7.0 SP25以上は不要)

【システム情報XMLファイル生成手順】

*Solution Manager7.0の場合は1.から、Solution Manager7.1の場合は2.から実施してくだ

さい

1. システム情報XMLファイルを生成するSOLMANユーザにパラメータを追加

パラメータ名:MOPZ_SIMULATION、値:X

2. メンテンスオプティマイザ -> [新規保守トランザクション登録]ボタンを押す

SAPシステムパフォーマンス分析パック
「theGuard! SmartChange Transport Management」 導入

3. 製品バージョンと製品システムを選択し、[続行]ボタンを押す

4. [シュミレーションデータ保存]ボタンを押す

これで、システム情報XMLファイルが生成されます。

あとは、

・現行のERPシステムのバージョン

・ターゲットのERPシステムのバージョン

・ターゲットのSPスタック

・必要なTechnical Usages

・ダウンロードバスケット使用するSユーザID

・OSSアクセス用のSユーザID

などの情報とシステム情報XMLファイルをOSSにメッセージで登録すれば、スタック定義ファイルの生成と必要なサポートパッケージファイルをダウンロードバスケットに入れてくれます。

生成したシステム情報XMLファイルは別のSolution Managerにインポートすることもできます。

【システム情報XMLファイルインポート手順】

*Solution Manager7.0の場合は1.から、Solution Manager7.1の場合は2.から実施してくだ

さい

1. システム情報XMLファイルをインポートするSOLMANユーザにパラメータを追加

パラメータ名:MOPZ_SIMULATION、値:X

2. メンテンスオプティマイザ -> [新規保守トランザクション登録]ボタンを押す

3. [シュミレーションデータロード]ボタンを押す

これにより、手元のSolution Managerで手軽にカスタマ用のスタック定義ファイルを生成することができます。しかも、シュミレーションモードとして実行されていますので、Solution Managerの設定が更新されることもありません。

ある意味、Expertの方にとっては朗報ではないかと思います。

最後までお読み頂きありがとうございました。

SAP Solution Manager SaaS 型サービス「REALTECH SOLMAN CLOUD SERVICE(SOLMAN CLOUD)」

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