【Transport Manager】#4:柔軟な移送承認フローの作成

 2012.05.15  リアルテックジャパン

前回出てきた「承認フロー」について、もう少し詳しくお話ししましょう。

ここで登場する移送管理の現場では、EXCELで作成した「移送依頼書」で(アプリ長さん)、(業務部門長さん)、(Basisコンサル君)の承認を経ています。

そして、それぞれの部門の立地が離れているので、メールに「移送依頼書」を添付して、本文に「承認しました」などと書いていいただいています。

ところが、メールでやりとりしていると日々のやりとりに埋もれて、見逃されることもしばしばです。

記載を間違えて最初からやり直し、、となると後々どのメールが最終的に承知されたものかわからなくなってしまうこともあります。

それに各人のお休みを把握していないから、(業務部門長さん)のみに出したメールに返事がいつまでたっても来なかったり、などなど。

そこでTransport Mangerです。

承認フローは前回ご紹介した通り、ワークフローモニタ上で「内容承認」「技術承認」を行っていただけます。

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さらに承認フローを手厚くするための機能も様々です。

例えば、

・内容と技術の承認を同じ人が行わないよう、"必ず" 別の人が行うよう設定したり、

・内容、技術それぞれの承認者に、複数人を割り当て、メンバーのうちの誰かが承認すればOKとしたり、

・内容承認を二段階に設定して、別の部門の承認を必須にさせたり、

・承認しても、双方の承認者と別のメンバーが切り替えるまで次のステップへ進ませなかったり、

などなど、いろいろな状況に合わせた承認フローをサポートします。

また、「本番機は万全の承認体制だけど、トレーニング機への承認は安易にしたい!」という声にもお応えし、

・「任意」と「必須」の承認を区別させたり

・承認プロセスを省略させたり(「システム承認」となる)

することも出来ます。

監査、内部統制と厳しい昨今、現場のニーズに応じて柔軟な承認フローことで、1歩進んだ統制が実現できますよ。   

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