NetWeaver Gatewayを味わうべく、今回はフロントエンドAndroid前提でまずはSAP社謹製のサンプルプログラム Flight Exampleをざっくりですが動かしてみました。
【サーバ】
今回は、SCNにあるSAP社のデモシステムに接続します。
http://scn.sap.com/docs/DOC-31221
今回動かすのは、上記にある中から昔からあるサンプルプログラム Flight Example で下記がその内容です。
Query/GetList
Read - Specific Flight Collection
Query - Flight Booking for a specific Flight Collection
Query - Expanded Flight Collection with associated Flight Booking
【用意した開発PC環境】
Windows7
Eclipse 4.2.1
Android SDK Tools Rev21
Android SDK Platform 3.2 (API13)
SAP NetWeaver Gateway Plugin For Eclipse 2.5.4
Android OData SDK 1.3.0
下記は上記環境を準備するための情報です。
Android SDK
http://developer.android.com/sdk/index.html#download
Android Plugin
http://developer.android.com/sdk/installing/installing-adt.html
SAP NetWeaver Gateway plug-in for Eclipse 2.5.400
SAP OData Mobile SDK for Android
SAP NetWeaver Gateway plug - in for Eclipse マニュアル(PDF)
SAPNetweaverGWのSDKの前提条件でAndroid 3.2があるので、少し古いですが、Android3.2ベースでDEMO作ります。
SAP Netweaver GatewayにAndroid用のODataクライアントを設定します。
SAP Netweaver Gatewayサーバとして、SAP社の提供しているDEMOシステムを利用します。
アクセス情報はこちらです。
http://scn.sap.com/docs/DOC-31221
EclipseでSAP Netweaver Gatewayプロジェクトを作成します。
アプリケーション情報を入力して、Androidプロジェクトを指定します。
SAPテンプレートが選択できるので、今回は「List/Detail Application」を使ってアプリケーションの作成を行います。
SAP Netweaver Gatewayサービスの指定を求められるので、カタログボタンを押してサービスを検索します。
デモ用に準備された「RMTSAMPLEFLIGHT_2」を選択します。
サービスURLが入っていることを確認してNextを押します。
ここでアプリケーションのテンプレートを作ることになります。
サービスの一覧から表示したい内容と、項目を選択します。
今回は、航空会社の一覧から、フライトの一覧、フライトの詳細と順にドリルダウンできるアプリケーションを作ってみることにしました。
アプリケーションの表示項目の設定が完了したら、Finishを押して完了です。
コードが自動生成されます。あくまでテンプレートなので、必要に応じてコードを修正します。
Androidアプリケーションとしてコードを実行してみます。
Android3.2のエミュレータが立ち上がりました。
作ったアプリケーションがアプリの一覧に表示されているので、実行してみます。
ログオン画面です。先ほどと同じDEMOシステム用のユーザ・パスワードを入力してログオンします。
アプリケーションが表示されています。
JLをクリックしたら、JLのフライトの一覧が表示されました。
更にフライトをクリックすると、フライトの詳細が表示されます。
最後までにお読みいただき、ありがとうございました、参考になる過去記事はこちらからどうぞ。
- カテゴリ: 技術情報