7/22(火)にSAP社主催の2014年度 SUPPORT INFO DAYの特設編 SAP Solution Manager活用による自動化・標準化のトピックで弊社登壇させていただきました。
第1弾の監視編に続いての開催となり、当日は前回から引き続きご参加された方々を含めて非常に多くのお客様にお越し頂き、誠にありがとうございました。
今回は自動化を中心としたトピックで以下のコンテンツでご紹介を行いました。
・復習 – Solution manager の利点
・SAP Solution Managerによるアプリケーションライフサイクル管理
・SAP Solution Managerによる運用方法論(Run SAP)
・SAP CPS by Redwood & SolMan Job Scheduling Management(JSM) 概要
・SolMan JSM 実機デモ
SolutionManagerを使ってできる運用で、監視や変更管理などは最近ではかなり認知されてきましたが、自動化、特にジョブ運用をSolutionManagerから管理でき、そのために最適なスケジューリングソリューションとしてSAP Central Process Scheduling(CPS)をSAP様が提供していることを公の場所でご紹介するのは初めてのトピックになります。
ジョブスケジュール管理(JSM)の概要
JSMを実現する際に肝となる「ジョブの文書化」と「ジョブ連携機能」
画面イメージ
ジョブ依頼文書の登録画面
ジョブ文書の変更依頼画面
ジョブ文書変更画面
ジョブスケジュール変更画面
SAP CPS は特にSAP環境のジョブ自動化機能に優位性があり、非SAP環境(UNIX、LINUX、Windows)のジョブ自動化にも優れた製品で、欧米では多くのユーザに利用されています。
SolManとCPSによるジョブ運用の強み
一番有用性を実感いただきやすいとところということで、
SolManでのジョブ依頼ワークフローと本番化のための文書化
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文書に連携したCPSでのジョブ実行
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SolManへ監視情報の連携
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SolMan変更依頼管理(ChaRM)でのジョブ文書変更管理
という流れで、ジョブ運用のライフサイクル全てを実機デモを交えてご紹介させていただきました。
ご参加いただいたお客様からは、実際の業務ではジョブ申請情報を管理するために手組でワークフローを作っているため、その維持だけでなくグローバル化の対応などの標準化への課題解決に有用な運用のベストプラクティスと仕組みが提供されるSolManを有効に活用したいと具体的な感想をいただくことも出来ました。
最後になりましたが、前回に引き続きこのような機会を賜りましたSAP様にはこの場を借りてお礼申し上げます。
長文を最後までお読みいただき、ありがとうございました。
- カテゴリ: SolMan
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